アンマン暮らし(仮)

2018年夏に東京からエジプトへ。2019年夏、今度はエジプトからロンドンへ。と思いきや2020年のコロナで世界がすっかり変わってしまった中、ヨルダンのアンマンに引っ越しました。海外に住んだことのない、海外旅行もほとんど行かなかった人の海外駐在記です。

ロンドンに1年住んで驚いたこと

Hiya!

東京は日々、コロナの罹患者数が増えていますね…。そしてロンドンのロックダウン生活もいよいよ緩和され始めましたね。

緩和前からかなり緩んで来ている感じはあります。一時期は外を歩くほとんどの人がマスクをつけ、マスクをつけている人の半分以上が使い捨て手袋を使っていましたが…今はほとんどの人がマスクも手袋もしていません。

先月から公共交通機関でのマスク義務化も発表されましたが、してない人の方が多いことも…💧

 

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ロックダウン直後、3月23日Oxford circus streetの様子

 

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ロックダウンが解除されつつある6月22日の様子

 

もうロンドンを出てしまったのですが、7/4からはパブや美術館も開き始めているとか…。どうなってしまうのでしょう。。

 

ロンドン生活、昨年2019年の7月に引っ越してきたので丸1年。

ロンドンに住んで想像していたロンドンとは違ったことがたくさんあって面白かったので書きました。

 

 

①タバコ

ロンドンに来て最初にビックリしたことは喫煙者がものすごく多いこと!!!

ヨーロッパは喫煙に関して厳しいイメージがあったのですが、ロンドンは室内は完全禁煙。レストランやパブ、バーも全て室内は禁煙ですが、その代わり外に制限は無いため歩きタバコが尋常じゃなく多い!

 

いつも人がごった返しているようなOxford circus streetなんかでも平気でタバコを吸いながら歩いているので怖いです。

まだ小さい子どもと手を繋いだり、赤ちゃんの乗ったベビーカーを押したりしている人が反対の手にはタバコを持っていたりすることも多々。。

 

パブでは雨の日にも真冬の寒い日にも、タバコを吸うために外でお酒を飲んでいる人がとても多いです💧

 

そして渡英直後、一番ビックリしたのが前を歩いてる若い女の子が突然しゃがんだと思ったら『落ちてる吸殻を拾って吸いはじめる』

これを見かけたのは1度や2度ではないです。今はもう流石にやってる人は居ないだろうと思いたいですが…ほんっとに信じられなーい!

 

ホームレスの人に吸いかけのタバコをあげる人もちょくちょく見ます(これはコロナ騒動の中でも見た…)。

 

 

②歩行者は信号を守らない

そのまんまです。本当に信号守らないの。笑

大通りでも車がちょっと途切れれば絶対に渡る人が居ます。もちろんきちんと信号を守る人もいますが、半分半分くらいかな?

学生時代ニューヨークに行ったとき、信号守ってるのは日本人しか居ない。信号守ってたらスリに狙われるから信号は守るな!と言われたのを思い出しました。笑

 

ロンドンの車は結構スピード出しながら突っ込んで来ますが事故を見たことはないです。歩行者よりも車のほうが交通ルール守っている印象…かな。

とは言え、わざと突っ込んでくる(アジア人だから…ね…)ような人も居るようなので注意が必要。

 

 

③道端のゴミの量

日本に来た外国人が日本は綺麗だと感動する理由が分かります。笑

 

上記の通り歩きタバコが多いので(日本とは違って道端にゴミ箱はたくさんあるのですが…)タバコの吸殻が多い。

他にはサンドイッチやポテトチップスの袋(イギリスの定番ランチの組み合わせですね!w)が植え込みや道路に散らばっているのをよく見ます。

最近はそれに加えてマスクや手袋なんかも…。

 

こっちはエコ意識が高くてどこで買い物しても、買い物袋は値段を取られるしエコバッグ持ちましょうって言って、ペットボトルよりも水筒を使うとか、プラスチックのストローなんか全く見かけないのに、なのに、何故、どうして道端にゴミを捨ててしまうのか…。

街中では清掃の人をしょっちゅう見かけますが、それでもゴミだらけです。

本当に心の底から疑問です。笑

 

④お喋り大好き

ロンドンは都会&イギリス人は皮肉屋でプライドが高そうで冷たいイメージ(このイメージはどこから来たんだろう笑)だったのですが…

バスや電車でも、目が合ったらニッコリ。ちょっとしたきっかけがあればすぐにお喋り。

話したくて話したくて仕方ないんだなあ!とよく感じます。笑

しかし、ブリティッシュアクセントには苦戦しました。。

(多国籍国家なので訛りのある英語を話す人も多くて、さらに苦戦!エジプトみたいに皆んな同じような訛りの英語を話してくれたら慣れるのですが、それぞれ違った訛りで話すので難しい…。)

イギリス人にこの、他人と距離を取らなければいけないソーシャルディスタンスはつらそうです。

 

あと「外国人は謝らない」は嘘だなあと。日本人の方がよっぽど謝らない。笑

イギリスはぶつかりそうになっただけでも「Sorry!」と笑顔で言います。日本人はぶつかっても何も言わずに去る。。

 

 

⑤公共交通機関やばくない?

ロンドンって数年前にオリンピックやったよね…?大変だったのでは…?と気になります。

地下鉄(Tube)のラッシュ時は東京のラッシュ顔負け。むしろ電車が日本のものよりも遥かに小さい(こっちの人の身体は大きいのに😱)のでほんっっっとうにヤバい。

空調もない、携帯の電波もない地下鉄…。地上の30倍以上空気が汚染されてる路線や、外の空気が入らないので独自の生態系😱のできている路線なんかもあるそうです…!

 

newsphere.jp

わたしは汚さにも狭さにもうるささ(トンネルが狭いのですごくうるさい)にも参ってしまって、必要最低限しか乗らずに1年過ごしました。極力徒歩とバス。

多分、両手で数えられるくらいしか電車乗ってませんw

 

しかしバスも結構厄介で、乗っていると数回に1度は行き先が変わる

急に終点になったからと降ろされることもしょっちゅうです。

終点になるのは分かりやすいのですが、行き先が変わるのは分かりにくいこと分かりにくいこと…(ドライバーの人のアナウンスがほぼ聞こえないスピーカー)。

 社内の電光掲示板をしっかり見ましょう。

 

 

なんだかんだと言っても、ロンドンは良かったです。目が合っただけでもニコッとするのは中東や日本にはない文化なので、とても良いですね。

幸いなことにわたしは、コロナが流行り出してからもアジア人だからと言って差別されたり、酷いことを言われたりすることもなく過ごすことができました。

これは本当によかった。

 

偶然、6/30にロンドンを出ることになり、ちょうど1年間のロンドン生活でした。最後の方に旅行に行こうと思っていたのですが、後半の半年はコロナでつぶれてしまったので、国内旅行ほぼ行けず…。

イングランドから出ることも出来ずに終わってしまったのが悔やまれます。

ロンドン内でも行けなかったところがチラホラあるので、いつか!リベンジしたいと思います。

Cheers London!