アンマン暮らし(仮)

2018年夏に東京からエジプトへ。2019年夏、今度はエジプトからロンドンへ。と思いきや2020年のコロナで世界がすっかり変わってしまった中、ヨルダンのアンマンに引っ越しました。海外に住んだことのない、海外旅行もほとんど行かなかった人の海外駐在記です。

バルト三国旅行 ラトビア・リガ編

Hiya!

まにゃんです。

 

manyan-egylife.hateblo.jp

エストニア編に続き、ラトビアリトアニア

日程は…

4日 8:00エストニア タリン発、12:25ラトビア リガ着(バス)

5日 16:30リガ発、20:40リトアニア ヴィリニュス着(バス)

6日 ヴィリニュス観光

7日 17:20ヴィリニュス発、18:10ロンドン着(RYAN AIR

 

12:25にラトビアに着き、ホテルはここ

タリンク ホテル リガ
Elizabetes iela 24, Centra rajons, Rīga, LV-1050 ラトビア

https://www.tallinkhotels.com/tallink-hotel-riga

バスタブって書いてたのに…ここも部屋にタブ無し。涙

グレード高いお部屋にしかないって言われて泣く泣く諦め。

 

ラトビアは丸1日ちょっとの日程だったので、お昼は安い早い美味いと評判のラトビア料理。

Lido Dzirnavas

Dzirnavu iela 74/76, Centra rajons, Rīga, LV-1050 ラトビア

https://goo.gl/maps/dSAjLmWcRsN7FCsP6

バイキング形式で食べ物を取り、レジに持って行くとお会計してくれます。

ご飯がたっくさん並んでいて目移り。取りすぎないよう注意。何か分からないものが沢山並んでいますが、その場にいる厨房の人に聞くと教えてくれます。

お腹が空きすぎて写真がないですね。笑

 

腹ごしらえをしてまずは、ロシア正教会へ。

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Riga Nativity of Christ Cathedral
Brīvības bulvāris 23, Centra rajons, Rīga, LV-1050

https://goo.gl/maps/MEnyafCKG1W9gdau7

内部は撮影禁止なのですが、ロシア正教会らしい豪華な内装。本当に美しかったです。

 

次はラトビア旅行のお目当てのひとつ!

19世紀末から20世紀初頭にヨーロッパで流行した新芸術様式のユーゲントシュティール建築群。

いわゆる、アールヌーヴォー(ユーゲントシュティールはドイツ語、アールヌーヴォーはフランス語)ってやつですね。

この辺りにかたまっておりまして、通りを歩くだけで楽しいので建築好きにはオススメです。

Albert Street

Central District, Riga, LV-1010 ラトビア

https://goo.gl/maps/HiEanWJB7RBtPC1P9

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ラトビアの建築はこの、建物についている人(?)が建物を支えているのが多くて大変面白かった。

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よくよく見るとみんなで支えている。

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個人的には有名どころの三兄弟だとか、猫の家?を見るよりも断然良いと思います(三兄弟は偶然通りかかって見たけど、猫とか鶏の家は身に行かなかった…笑)。

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この辺りを歩きながら建物を見上げていると普通~にその建物を買い物袋をぶら下げた地元の人たちが出入りしていて、こ…ここに住んでいるのか…!となります。

 

面白かったのは、わたしたちが建物を見上げて、すご~!とか言って写真撮ったりしてると向かいの建物から出てきた明らか地元民が、あらあらこれは凄いわね~!みたいな顔で立ち止まって建物を見上げたり、写真撮ったりし始めたことです。毎日見てるでしょ。笑

 

 

 

この後は、おススメされていたKGB博物館。

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KGB博物館(The Corner House)
Brīvības iela 61, Centra rajons, Rīga, LV-1010 ラトビア

https://goo.gl/maps/WbGasnRQdrcRPEyM7

 

こんな記事があったので貼っておきます。

www.sankei.com

 

予約制で英語の1時間ほどのツアーがあります。

ツアー開始時間よりも2~30分前に行ってパネルや当時収容されていた人たちの手紙なんかを読むといいと思います(ツアー終わった後でも見ることができますが、英語苦手勢としては1つでも多くの単語を事前に知りたいw)。

このThe Corner House自体が出来たのは旧ソ連支配以前の1912年。元々はもちろんKGBの施設としてではなく様々な組織のオフィスとして使われ、旧ソ連ラトビアを支配した1940年にKGB本部になりました。

2008年からは廃墟になっていましたが、2014年に博物館としてオープン。6階建ての建物ですが見学できる範囲は地下1階と地上階のみです。

ツアーはだいたい20人ほどが定員のようですが、わたしたちが行ったときは7人ほどの少人数で進みました。建物内は狭いので少人数のほうが嬉しかったです。

 

ツアー添乗員はとっても若い(おそらく旧ソ連崩壊後の世代じゃないかなあ)男性(しかもイケメン)でした。

建物の外へ続く廊下のドアの内側が、逃走した人を惑わすために独房と同じ見た目にしてあるという話がゾッとしました。

2階の床に敷いてあるカーペットは赤色で、理由は「血が目立たないから」というヤバめの話から、地下の入り口に立っているとどこからともなくピアノの音が聴こえる…しかし建物にはピアノはないし、音楽学校も離れたところにあるから聴こえるはずがない…というちょっとホラーな話も。

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なんとなく写真を撮るのが憚られ、1枚だけ。独房が並ぶ廊下。

 

建物が古いので改修が必要だということ、けれど改修は難しく(お金の問題?)あと数年で閉めてしまうかもしれない…とも言っていました。

英語のツアーは少し専門的な用語が分かれば理解できます(わたしは米ドラマのNCISシリーズが好きなので、こういう用語は無駄に知っている…という話も。でもそれくらいの知識でOK)。

 

1時間でどっぷり疲れました。夕ご飯はラトビア料理を食べに旧市街へ。

Folkklubs ALA pagrabs
Peldu iela 19, Centra rajons, Rīga, LV-1050 ラトビア

https://goo.gl/maps/8XpBr61xGpNS5s227

店内は広いのですが、所狭しとテーブルがあって大混雑!

店員さん少なすぎてまわってない感ありましたが、バーカウンターに座れてバーテンのおっちゃんが良くしてくれました。

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Traditional Latvian meat ballsとTraditional grey peasを頼みました。

最初は豆じゃなくってSautéed pearl barley risottoというやつを頼んだのですが!バーカンのおっちゃん、まさかの拒否w

これはめっちゃLatvianで俺は好きじゃないんだ!だそうですwで、オススメを聞いたら豆だって。確かに美味しかったけど、クリームに入った豆とベーコン…。笑

生演奏があると書いてましたが、この日は19時過ぎても始まる気配はゼロでした。もっと遅い時間なのかな。

 

 

翌朝はリガ大聖堂のオープンに合わせて9時過ぎに旧市街へ。

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日の出がこの日は8:59でした。綺麗な朝日を横目に。

 

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リガ大聖堂

Herdera laukums 6, Centra rajons, Rīga, LV-1050 ラトビア

https://goo.gl/maps/y2XxY653KJZiKkra6

でもこの日は聖堂が12時オープンで、ほかに開いてるところもないし、人の居ない旧市街をウロウロしてカフェで1時間くらい潰しました…。

日の出が遅いから?活動開始も遅いようです。

目の前の広場にはクリスマスマーケットが出ていました(上の写真はお昼頃に撮った)。

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本当に人がいない
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おそらく大聖堂のオープンに合わせて出てきて路頭に迷っているのであろう観光客が他にもいた。
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ブラックヘッド ハウス
Rātslaukums 7, Centra rajons, Rīga, LV-1050

https://goo.gl/maps/xL284TnXCEMgGcYW7

10時のオープンめがけてブラックヘッドハウスへ。

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ブラックヘッドとは、中世のバルト海沿岸諸都市にあった未婚の男性商人の集まりのこと。1940年に戦火で焼け、99年に再建されました。
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名前の通り、紋章には黒人が。
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革張りの椅子!革でできたブラックヘッドの紋章が格好いい。
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いくつかの部屋に飾られていたこの暖炉…こんな形は初めて見た。

 

ここも2007年に今の上皇上皇后両陛下が訪問されており、写真が飾ってありました。
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St. John's Church
Skārņu iela 24, Centra rajons, Rīga, LV-1050 ラトビア

https://goo.gl/maps/knyGpwNb5os3z8ge6

この教会は行ったらちょうどミサ中でした。後ろでミサを見せてもらい、終わった後に少し見学。綺麗な教会だった。

 

お昼はラトビア料理

Milda
Kungu iela 8, Centra rajons, Rīga, LV-1050 ラトビア

https://goo.gl/maps/GtndvqMzXck3Gxgn7

12時オープンのところ、11:50くらいに入れてもらいました。でもまだ準備ができてないから20分くらい待って…と言った割にはすぐ料理も出してくれました。

ちょっと高級目のレストラン(休日にちょっとオシャレして近所の人たちが来る感じ)。

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Home made Milda sausageと、pan fried "Cepelinai"(ポテト ダンプリングってやつ)にポルチーニのスープをいただきました。

バルト三国はキノコ類が美味しいと聞いていたけれど、時期じゃないからのなのかあまり見かけませんでした。残念。

でも、どれもすごく美味しかった!ただ量は多いから、1つどれか減らしてもよかったかも。

ここでラトビア(リガ)のお酒、Black BalsamのCurrantを飲んだけど美味しかった!Black Balsamは1752年に作られた薬草酒。特に何も言わなかったら(聞かれなかったし)ストレートで出てきました。アルコール度数は30%w

 

この後、再度リガ大聖堂へ。

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ここは世界で4番目に大きなパイプオルガンのある教会です。

毎日12時からオルガンが演奏されると書いてたのですが、この日は14時オープン。今日はオルガン弾かないの?と聞いたら19時からと言われて聴けなかった…残念。

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ラトビアの教会は塔の上に十字架ではなく風見鶏が乗っているんですね。不思議。

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クリスマスマーケットもチラ見。規模は小さいですが、賑わっていました。

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このでっかい鍋、魔女感あっていいねえ

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ワインも煮てた。
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リガ大聖堂のすぐ横、聖ペテロ教会
Reformācijas Laukums 1, Centra rajons, Rīga, LV-1050

https://goo.gl/maps/cJXUYCifj6pB4RLw7

塔に登ることができるのですが、何度覗いてもすごい長蛇の列で料金も1人10€くらいだったかな…高いね…って諦め。

 

The Most Romantic Cafe in Old Townっていうのがあったので行ってみた。

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Parunāsim kafe'teeka
Mazā Pils iela 4, Centra rajons, Rīga, LV-1050

https://goo.gl/maps/UaatxJjtT22MkSFG6

凄く古い建物を改装したカフェ。ま、名前負けかな。笑

 

朝日も綺麗だったけど夕日も綺麗だった。

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16:30発のバスでリトアニアに向かいます。20:40着予定。

この時間のバスも真っ暗。でも、起きて映画見たりおしゃべりしてる人が多かった。
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やっぱり1記事1か国ですかね。長くなっちゃう。

ラトビアはこじんまりしていて、綺麗な国でした。ただ、見所が建築ばかりなのでそこに興味がない人はあまり楽しくないかも?

 

 物価はエストニアより安め。気温もエストニアより低かった。朝方は道路の水たまりに氷が張っていました。

空気はエストニアのほうがきれい!エストニアは世界で空気が一番きれいな首都だそうですね。

 

つぎはーリトアニア

あと1編だけお付き合いくださいな~~。

Cheers!