アンマン暮らし(仮)

2018年夏に東京からエジプトへ。2019年夏、今度はエジプトからロンドンへ。と思いきや2020年のコロナで世界がすっかり変わってしまった中、ヨルダンのアンマンに引っ越しました。海外に住んだことのない、海外旅行もほとんど行かなかった人の海外駐在記です。

バルト三国旅行 リトアニア・ヴィリニュス編

Hiya!まにゃんです。

ブログ初めて以来いちばんのペースで更新が続いてる…!とか思ってたのに、結構間が開いてしまった。

ひどい風邪をひいてた上に、最近パソコン開くとNetflix見ちゃって…。オレンジイズニューブラックとクィア5にドハマりしてます。

 

バルト三国編も最後、リトアニアです。

 

manyan-egylife.hateblo.jp

 

manyan-egylife.hateblo.jp

 

日程は…

5日 16:30リガ発、20:40リトアニア ヴィリニュス着(バス)

6日 ヴィリニュス観光

7日 17:20ヴィリニュス発、18:10ロンドン着(RYAN AIR

 

ホテルはここ。

ホテル パノラマ
Sodu str. 14, Vilnius 02100 リトアニア

panoramahotel.lt

ヴィリニュスの鉄道の駅とバス停に近くて便利でした。

 

ホテルに荷物を置いて、夕飯へ…なのですが、さすがに5日目ともなると芋と肉塊とサワークリームの食事に飽きてきておりまして。

ポルトガル料理を食べましたw

Galo do Porto
Aušros Vartų g. 11, Vilnius 01304 リトアニア

https://goo.gl/maps/pbDez3Gdc6SohEuy9

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すっごーーーく美味しかった…。魚介~~やはり日本人は魚介の民ですね。。

レストランを探すまでにひと悶着(と書いて「Googleマップに載っているレストランが見つからない」と読みます)ありました。この国もGoogleマップが信用ならない予感が…(この予感は次の日に確信に変わる)。

 

翌6日、この日は旧市街を歩く日です。

なお、リトアニア旅行にはテーマがありまして、ずばり巡礼旅行。

リトアニアバルト三国のなかでもとりわけキリスト教会の多い国。イヌも歩けばなんとやら、ヴィリニュスの街を歩けば教会にぶつかります。

 

まずは

夜明けの門 Aušros vartai
Aušros Vartų g. 14, Vilnius 01303 リトアニア

https://goo.gl/maps/YzE8YLCHHJYKVuUJ6

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朝行ってるのに夜の写真なのはご愛敬。

これは1503年から1522年に建てられた旧市街の城壁にあった9つの門のうち、現存する唯一の門です。

16世紀?17世紀?に市街を守るために礼拝堂が建設されました。写真でもよく見ると門の上の窓に聖母マリアの御絵が見えます。この御絵は奇跡を起こし、願いを叶えてくれるそうです。

1993年9月に当時のローマ教皇ヨハネ・パウロ2世が訪れたことでも有名です。

 

The Church of St Theresa
Aušros Vartų g. 14, Vilnius 01303 リトアニア

https://goo.gl/maps/uQpvE9VZx9CCViuE9

ズバリ、リトアニアで一番豪華絢爛な祭壇の教会。スウェーデン産の大理石や御影石を使って18世紀後半に作られたそうです。

ほんっっとに凄かった。ここは朝と夕方の2回行ったのですが、両方ともミサをしていて写真は撮れず…。

 

聖三位一体教会
Aušros Vartų g. 7B, Vilnius 01304 リトアニア

https://goo.gl/maps/3ZHU4mcrZyPbJ1gd9

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1514年に建設された、カトリックプロテスタント東方正教会などの異なる宗派の融和が見られる貴重な教会、ということでぜひとも見たかったのですが開いてませんでした…。
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外壁は塗り直してあるものの、絵はかなり劣化していました。
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Orthodox Church of the Holy Spirit, Vilnius
Aušros Vartų g. 10, Vilnius 01302 リトアニア

https://goo.gl/maps/L8EBvQPiaWMGJwdu7

リトアニア唯一のロシア正教会だそうです。内装はロココ調を基調にしつつもロシア帝政時代のビザンティン様式の影響もある(とか…)。

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ここはミサの真っ最中でした。ロシア正教会のミサを見るのは初めてで興味深かったです。

 

Church of St. Casimir
Didžioji g. 34, Vilnius 01128 リトアニア

https://goo.gl/maps/k2AtBghA3mgnt4ED8

1618年建設のイエズス会系で、ヴィリニュスでは最も古いバロック様式建築だそうです。

第二次世界大戦で損傷し、その後は無神論博物館として使用されていましたが、91年にローマカトリック教会として再建されたそうです。

薄ピンク色の可愛らしい外見の教会です。朝は開いておらず、夕方に再訪したところミサの最中でした(ので写真なし)。

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内部は教会っぽくないキリスト教絵画が多く飾られていました。博物館時代の名残?

 

 

そのまま、北に上りタウンホール広場へ。こじんまりとしたクリスマスマーケットがありました。

Town Hall Square Fountain
Rotušės a., Vilnius 01128 リトアニア

https://goo.gl/maps/WGKnC6tAEqto3cT18

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半円状の透明なドームはすべてお店。かわいい!とテンション上がるもこの時間(11時前)には開いていませんでしたw

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日の出が遅いからなのか結構どこも開くのが遅め。

 

 

この後は、リトアニアの目玉、ウジュピス共和国へ!!

https://goo.gl/maps/Arot6mAT2GULsqJV7

ウジュピス共和国はリトアニア旧市街の中にある「未承認国家」です。

この一帯は15世紀頃は労働者や売春婦などが住み、当時は橋もなく街からは取り残された場所だったとか。旧ソ連統治時代後期にこの荒廃的な雰囲気を気に入った芸術家たちが移り住むようになり、今の雰囲気になったそうです。

独立記念日(一応あるらしいw)は97年4月1日。毎年4月1日だけは検問があり、パスポートチェックも行われるとかw

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入り口の橋、Bridge of Užupis

https://goo.gl/maps/wNeUK1Vir95QD1hh6

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見つけると幸せになれるという(?)人魚。

奥のQRコードは読み込めましたw

 

奥に進むと、ウジュピス共和国の憲法掲示されている壁があります。さまざまな言語で書かれていました。

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ジョージア語にアラビア語、日本語!

リトアニア訪問前に調べた時には日本語はなかったという記事を見ていたのでうれしい。2018年の3月に設置されたようです。

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ウジュピス共和国のシンボルの天使像。手前にあるクリスマスツリーの飾りは、よく見ると…。

アーティスティックな街ですね。ギャラリーが多かった。ただいかんせん冬なので、あまり活気がないように感じました。残念。

 

St. Anne's Church

Maironio g. 8, Vilnius 01124 リトアニア

https://goo.gl/maps/WaGpn8ZS51bBCpD8A

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教会巡りに戻ります。ここは14世紀初頭に建てられて何と一度も壊されていないという教会。

1800年代にフランスから来たナポレオンが、掌に載せてパリに持って帰りたいと言ったそうです。確かに赤のレンガがとっても綺麗。レンガは全部で33種類使われてるとか。

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天井もかわいかった。

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でもやっぱりというか、修復されていない。。

入場料がなく寄付だけだからかな。

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向かいにあったChurch of St. Michael(現在は教会遺産博物館)も行きましたが開いていなかった。

その後はChurch of St. Johns, St. John the Baptist and St. John the Apostle and EvangelistとHoly Cross Churchを経由(どちらも開いておらず)して、ヴィリニュス大聖堂へ。
いやー開いてないところが多すぎる!!

 

ヴィリニュス大聖堂
Šventaragio g., Vilnius 01143 リトアニア

https://goo.gl/maps/KcXMHqqu8RuRtYXr7

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ここもミサ中でした。向かいの広場にはクリスマスマーケットも。

夜に通りかかったらツリーが独特だった。

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この後、お昼ご飯を食べに前々から探してあったレストランに向かうも…見つからない。住所を見ると、Googleマップとトリップアドバイザーで住所が全く違う。笑

結構良さそうなレビューのレストランだったので行きたいよね、と必死に探し、Googleマップで隣にあるホテルと住所が同じだからホテルの中なのか?聞こう!とホテルに行ったら、まさかの1月1日から営業形態が変わりそのレストランはなくなったんだよ…と言われました…。20分くらい探したかも。笑

もう気力もなかったので、オススメのレストランを聞いてそこへ。

 

Etno Dvaras
Pilies g. 16, Vilnius 01123 リトアニア

https://goo.gl/maps/n273eM3y1LnuBSYP7

お昼過ぎに行ったけれど激混みでここも20分くらい待ちました…。

ここはリトアニア料理が安くて沢山食べられる観光客も地元民も多そうなお店でした。

 

 巡礼再開。

Sanctuary of the Divine Mercy, Vilnius
Dominikonų g. 12, Vilnius 01131 リトアニア

https://goo.gl/maps/f4WZyDv6jerdFU988

ここは凄く行きたかったところ!Merciful Christの御絵がある教会です。この絵はキリスト教者にはなじみ深いもの。

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左の壁には日本語で「イエスよあなたを信頼します」の文字もあった。

ここでもミサをしていて参加させてもらった。写真は最後に外から撮りました。

 

通りかかったこのお店がかわいかった!!

LILY papuošalai
Stiklių g. 6, Vilnius 01131 リトアニア

https://goo.gl/maps/kKwtRAzKkEnBqmg77

http://lilypapuosalai.lt/

リーズナブルに鉱石のアクセサリーが売っています。わたしは左の大きな琥珀のピアスを買いました。13€とか15€とかだったと思います。やすーい。

琥珀もクリアな茶色のものから、真っ黒で溶岩みたいなものまでいろいろあって散々迷いましたw

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右のハートとクロスは旧市街入り口の別のお店で買いました。3€!安すぎや。

もっと買えばよかった。

 

タウンホール広場のクリスマスマーケットでも、帽子を買いました。

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カウナスの店で、ヴィリニュスにはお店のない毛皮製品のお店だったのでラッキー。この国でリトアニア語が分からない中で情報を探すのはすごく大変だと思いました…(ほかにも毛皮製品のお店見たい…!とググるも英語ではヒットしない。Googleマップに載っていても情報がゼロor載っていても行ってみたら閉店して既にないところも多い…)。

この帽子はなんと80€!何の革か聞いたら、おそらくエルク(ヘラジカ)とのことでした。うわめっちゃ北欧ぽい!

お店のHPは↓店名が絶妙w

beautyfur.com

 

この日は夕方疲れてカフェでケーキ食べたらお腹いっぱいになって夕ご飯はパス。したものの遅くにお腹が空いてホテル前のマックをテイクアウェイして食べましたw

チキンナゲットのソースにサワークリームがあったのが面白かった。

 

 

翌7日。

この日は旧市街はもういいよね、ということでトラカイへ。本当はカウナス杉原千畝記念館に(わたしが)行きたかったのですが、飛行機が夕方なのて断念。

トラカイまではバスで40分くらい?バスに乗り込むときにお金を払うので予約も要りません(車内も片手で数える程度しか人はいなかった)。バス代も3€くらい?激安。覚えてないw

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トラカイのバス停からトラカイ城までは普通〜〜の道を歩いて30分くらい。途中で雪が降ってきました…。

 

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トラカイ湖、夏はダイビングができる…?そんなに深いのだろうか。

真冬は湖が完全に凍るので橋ではなく、湖の上を歩いて(!!)お城まで行けるそうですが、この時はまだ凍っていなかった。

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ところどころ凍る湖とわたし。

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行きは凍ってなかったところも帰りには凍っていたりした。

 

白鳥は寄って来たのでご飯をもらってるのでしょう。なにもくれないと分かったらさっさと去られました。

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トラカイ城の中は博物館のようになっていて、当時の様子がうかがえます。

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やっぱり、リトアニア独特のものというよりは、ロシアやドイツなどの影響が大きいようです。ペルシャタタールからのものもあったりして、おもしろかった。

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夫はゲームオブスローンズみたい!とテンションがあがっていた。

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けっこうじっくり見て所要時間は1時間くらい。

帰りは途中にあったチョコレート博物館でチョコレート!

AJ Chocolate sculprutes museum
Vytauto g. 4, Trakai 21106 リトアニア

https://goo.gl/maps/7fiRTZn2CUkcnbGY9

 

ヴィリニュスに戻ってホテル近くのジョージア料理を食べました。

Chačapuri (Sodų g.)
Sodų g. 9, Vilnius 03211 リトアニア

https://goo.gl/maps/jzcgPPL4eaGY7Ptn6

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ジョージア料理うまかった〜

 

ホテルから空港まではBoltを使いました。

Boltの車の中に手袋を忘れるという騒動や、ヴィリニュス空港のトイレの中にパスポートを忘れるという騒動もありましたが、無事にロンドンに帰りつきました。。

ロンドンの空港はお腹空いて着いても食べるところ少ない&市内まで遠いのがほんとによくないですね…。

空港→ロンドンのバスはなぜか別のバスと一緒にされ遠回りされましたが行きのようなこともなく、何事もなく帰りつきました。

 

めちゃ長くなっちゃった!とりあえず冬のバルト三国も良いものでした。夏は爽やかなんだろうな~と予想できるのもよいですね。

 

わたしは元々結構な寒がりですが、リトアニアは本当に寒かった!

特にトラカイは寒いだろうと予想して極暖ヒートテックにモコモコの下着着てセーターで裏起毛のタイツの上にズボン履いて…とかしたら30分も歩くと暑かったw

エストニアは昼間はショートダウンのコートでも歩けるけど朝晩はちょっと寒い。ラトビアリトアニアはずっとショートダウンの上からウールの冬用コート着てました。もっこもこ。

ホテルはどこもセントラルヒーティングになっているのか、暖房をつけなくてもそれなりに暖かかったです。

 

靴はわたしは底が分厚いスニーカー、夫は底がゴムのブーツ(両方ともロンドン市内で30£ほどで購入)で問題なかったです。

これより寒い雪の時期だと本格的な雪用の靴じゃないと怖いし寒いんじゃないかな。

 

水道水は3ヶ国とも結構カルシウム臭くて、そのままだと飲めないかなーと思いました。水筒持ち歩いてたけど、わたしはちょっと無理だった…。

 

またいつか行くとしたら、歌の祭典・十字架の丘杉原千畝記念館に行ってみたいな。もちろん夏にね!

 

Cheers then!