番外編〜レバノン共和国ご飯編〜
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前回
に引き続き、レバノン編。今回は、ごはん!
中東料理の中でも特に美味しいと言われる「レバノン料理」。
他の国とはどう違うのでしょうか。
わたしが暮らすエジプトの料理はとにかく「味が濃い」。
味の濃い肉にニンニクマヨネーズソースたっぷり。油で炊いたご飯に油の浮いたスープ。質の悪い油で揚げた揚げ物。。
出汁の国に生まれ育った身としては正直、月に1回も食べたいと思いません。笑
野菜の種類もとても少なく、エジプト料理屋に行くと新鮮なものはなかなかありません。たぶんこの半年でこれまでの人生で食べたより多くキュウリを食べている気がします…。笑
ところが一転してレバノンはなんと「生肉」が食べられるという新鮮っぷり。
こちらは「キッベ ナイエ(クッベ ナイエ)」(ハムラ地区「イスタンブーリ」にて)
生の羊肉を叩き、小麦やスパイスを混ぜ込んだもの。オリーブオイルと塩胡椒をかけて食べます。
これが美味しいのなんの!
羊肉独特の香りは少しありますが臭みはなく、小麦の食感と生肉が口の中で混ざると「わたし今、肉食べてる!!」感がすごいです。笑
お店によってお肉の盛りつけ方も変わります。
そしてもう1つ。手前に写るのが「ハブラ ナイエ」(ワイナリーchateau khoury併設のレストランにて)
こちらは粗めに叩いたキッベ ナイエとは違い小麦やスパイスを混ぜず、肉をもっと細かく叩いたもの。ネッットリした羊肉を楽しみます。
アラク(アニースの香りをつけたブドウ等の蒸留酒)やワインと食べると、中東に居るとは思えぬ多幸感!
こちらは日本では食べられなくなって久しい「生レバー(ソーダ ナイエ)」!
こちらも羊ちゃん。スパイスやイタリアンパセリと共にいただきます。(ハムラ地区「ターマルブータ」にて)
これまでレバノンで生肉を食べて当たったという話は聞いたことないです。念のため。
このピザのようなものはマンウーシェ(複数形はマナイーシェ)。
ピザ風ファストフードです。街中にもお店がいくつかあり、トッピングも野菜やターキーなど、何種類かあります。クレープのようにくるくると巻いて紙に包んで食べるのが基本のようですが、レストランだとピザのように出てきます。
写真のマンウーシェのトッピングはチーズ!サイダの海沿いレストランで食べたのですが、シナモンとゴマがかかっていて美味しかった…。
レバノンのレストランで食事を注文すると左にあるような、ネギ・ミントの葉・トマトなどが必ずと言って良いほど出てくるのが面白かったです。
これは薬味的なものらしい。慣れてくるとサラダにミントを足したり、お肉にミントを載せたり。
ネギは日本のネギよりも辛味が少なく、生でサラダに入っていても平気でした。種類が違うのかな?
右に写る食べかけ(ごめんなさい)のサラダはファットゥーシェ。
よくあるキュウリとトマトのサラダに揚げパンがトッピングされ、お店によってはキャベツやネギ、ミントなども入っていました。多分、ザクロを使ったドレッシングです。
特にサラダはものすごい量が出てくるのですが美味しくてパクパク食べられちゃいます。
もう一つ有名なのが「タッブーレ」サラダ。
こちらは刻み(イタリアン)パセリがこれでもかと言うくらい入っています。
この量のパセリ食べることは日本ではなかなか無いので最初は躊躇いますが、食べるうちに病みつきになります。しかし自分でこの量のパセリを刻むのは…。
右奥に写るのはこれまた日本に馴染みのない「ハルーミチーズ」。
地中海(キプロス)で食べられる山羊と羊のチーズです。チーズでは珍しく焼いて食べるのですが、モキュモキュした食感とちょっとしょっぱい味(+シナモンや蜂蜜がかかってるところもあります)が何とも言えない幸福感…。
このチーズはエジプトのスーパーでも買えたりします(ハッピー!)。
そして地味〜〜に美味しかったのがこの、タンポポの炒め物(名前を失念しました)。
ハムラ地区のターマルブータで食べました。
上には玉ねぎを揚げたパリパリが乗っていて、タンポポはほうれん草のような、少し青っぽいような香りでなかなか美味しかったです。
ちなみに、前回の記事で書いた通りレバノンはキリスト教徒も多く、お酒を飲むムスリムも少なくないため、レバノンワインとアラクがどこのレストランでも飲めるのです!!
ざっと紹介した以上のレバノン料理はワインと一緒にいただきたいところ。
書いていたら食べたくなってしまって、進まないこと進まないこと。エジプトにあるレバノン料理レストランに行こうか迷っています。
それでは!
!مع السلامة
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