番外編〜レバノン共和国旅行編〜
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まにゃんです!
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気がつけば前回の投稿から丸1ヶ月…。
既にバレンタインデーも過ぎましたね。
エジプトではバレンタインに男性から女性へ赤いクマのぬいぐるみ🧸をプレゼントするという習慣があります。
欧米では男性から女性へ薔薇をプレゼントするそうですが、国によってこんなにも差があるんですね。なぜ赤いクマなのか。。
なお、熟年夫婦でもクマのぬいぐるみ(デカい)をプレゼントしたりするそうです。すごいですね。
写真はレバノンで撮影したバレンタインクマ。レバノンでも同じ文化のようです。
ということで(?)1月末から2月頭の5日間、レバノン共和国に旅行に行ってきました。
日本からはなかなか馴染みのないレバノン。どういう国なのか紹介したいと思います。
エジプトからは飛行機(エジ航空orミドルイースト航空)で1時間半。エジプトを北に抜け、地中海を渡ってすぐの国です。
ほんの50年ほど前まではフランス統治国家だったので、アラビア語だけじゃなくフランス語も公用語。そして英語もかなり通じる国です。
レバノンの首都ベイルートは『中東のパリ』とも言われており、ダウンタウンにはまるでパリのような広場も。。
この時計はフランスからの贈り物。
「国民の約40%がキリスト教、約55.7%がドゥルーズ教徒以外のイスラム教の信者。(Wikipediaより)」という『モザイク国家』のレバノンではモスクだけではなく教会も多く見られます。
ダウンタウンにあるモスク。隣は教会。
もちろん時間になればモスクからはアザーンが流れ、教会からは鐘が鳴り響きます。
不思議な感じでした。
ちなみに、日本のパスポート保持者は無料でアライバルビザ取得可能と聞いていたのですが、ビザの列には並ばず(並ぼうとしたところパスポートを確認した職員に入国審査の列を指さされました…)入国審査のみでした。
レバノンは在留邦人が約70人ととても少ないのですが、日本人の方が経営する同系列の日本食レストランがダウンタウンに3件、車で走っていると5〜10分に1件は「SUSHI」の文字を見かけました。
新しいもの好きのフランスの血なのでしょうか。
レバノンにある日本人経営のラーメン屋さん。その名も『Ramen-ya』。
今回は「ジェイタ洞窟」「ビブロス」「サイダ」「ムリータ」とワイナリー2件を巡る旅行でした。 まずジェイタ洞窟。
世界最大級の鍾乳洞があり、上洞窟(徒歩で入ります)と下洞窟(船で入ります)の2つの鍾乳洞に入れるのですが… 前日の雨で増水しているため、下洞窟には入れないと言われました😂
この日はいい天気だったけれど、たしかに前日は1日中かなり雨が降っていた。
ジェイタにいた猫さん。
聞いたところ当日の朝9:30に洞窟を開けて中を確認するから9:30以降に電話した方が良いとのことでした。
気を取り直して上洞窟へ。鍾乳洞内は撮影禁止。入る前にロッカーに携帯やカメラを預けます。
一昨年の夏に日本最大の鍾乳洞、山口県の秋芳洞に行ってるのですがそれをはるかに凌ぐ大きさ!
自然が凄すぎてこれこそ、الحمد الله(アルハムドゥリッラー 神様のおかげ)なのかな?と感じました。
帰り際、プチ動物園のようなエリアを発見。観光客みんな写真撮ってました。なぜ?笑
ちなみに、ここまではホテルのWi-Fiで呼んだUberで来て、道中交渉してジェイタからビブロスを経由してベイルート(ハムラ)まで丸一日貸切。
ジェイタ→ビブロス→ベイルートで(たしか)60ドルほどでした。
ビブロスはパピルスが語源になっており、バイブル(聖書)の語源とも言われています。 ものすごいオシャレタウンでした。
お土産屋さん通りの圧倒的オシャレ感。
ちなみにレバノンは中東ですが、屋外でお酒が飲めます。すごい!
この辺りはほんとうにギリシャみたいだった。
レバノンは至る所にオシャレ雑貨も売っているのですが、この形のぶら下げる石けんはビブロスにしかなかった。これをここで買わなかったことがレバノン滞在中唯一の心残りです…。
ハムサだけじゃなくてレバノン杉などを模した形のものもありました。かわいすぎる〜〜っ
遺跡から眺める地中海とレバノンの街並みは最高でした。 白い家にオレンジの屋根をつけようと思った人は天才だと思う。
個人的に山と海がある街フェチなので最高でした。
2日目はムリータとサイダへ。
ムリータはベイルートから車で2時間ほどの山の上。行き先はちょっとアレな博物館なのでここでは伏せます(ググると行ったという記事をアップしてる人は居たので興味があったら調べてみてね)が、眺めがめちゃくちゃ良かったです。
こんな山の上でも普通に街があって普通に人が住んでいてびっくりしました。日本だったらめっちゃ山奥なので人は全然居なさそう。
ここから見える一帯はイスラエルに占領されていたそうです。
ベイルートまで戻る途中、十字軍の要塞があるサイダという港町へ。
海沿いのシーフードレストランで「スルタン・イブラヒーム」という魚を食べろ!と言われていたので注文。
日本でいう「ヒメジ」という白身魚でした。素揚げ美味しかった〜。
ちなみにここでもオシャレお土産を発見
貝殻で作ったシャンデリア。こういうのが普通に出てくる辺りフランスナイズされているなあと思います(フランス行ったことないのに偉そうな人)。
サイダは石けん博物館や旧市街、要塞もいくつかあるので居ようと思えば半日〜1日ほど観光できそう。
旧市街は未だちゃんと人が住んでいて、歩いているとドアの隙間から居住空間が見えてなんとも不思議でした。
3日目はワイナリーへ。
1件目はChateau Khouryという家族経営の小さなワイナリー。アポ取って見学させてもらいました。
ベイルート市内から車で2時間近く走ったかなあ。まだ雪の残る山の上にあります。
リンゴ畑だそうです。
ここのワイナリーは年間出荷数3,000本という少なさ!2代目の兄弟2人が案内してくれました。
日本にも行ったことあるよ~と、日本の思い出も話してくれました。
ワインだけじゃなくて併設されているレストランの食事も超!美味しかった~~。
ワインのボトルもオシャレです。
空港で買える?って聞いたら、空港にはないけど日本では買える!!って言ってました。笑
2件目はレバノン大手老舗ワイナリーのKSARA。
こちらはアポなしで常時見学試飲を受け付けているそうです。
超大手のこちらはイエズス会が創立したワイナリーで地下には2㎞もの天然洞窟があり、そこでワインを熟成させていました…!
ちなみに…レバノンでお酒が飲めるのは21歳以上。両ワイナリーでワインを試飲した後に案内してくれた人たちが「…ところで君たち何歳なの?」って聞いてきたのが面白かったです。笑
超長くなってしまったのでこの辺りで。
次回はレバノン料理について書きたいと思います。
それでは!
!مع السلامة
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